光の灯台 ~ Reminders from Home
2008年2月15日
特異点
バスの上の眺め
From Steve:
今月は、科学技術の役割についてです。この話には怖れがついて回っていると初めから知っていました。
私の父は電気技術者でしたが、私が大人になると彼はいつも新しい技術に首を突っ込んでいました。父は電気について沢山教えてくれました。私はと言うとまだ若い頃、ラジオやステレオのアンプを組み立てたりしていました。家では、近所で一番速くカラーテレビを持っていました。ある時、父は大金をはたいて私にポケット型計算機のパーツを買ってくれ組み立てました。高校生の時です。二人とも何ができるだろうと大喜びでした。これで将来どうなる、と聞いてきました。父は、父親であることも忘れ、この答えに辿り着くのはどっちか、私と一緒になって競争しました。次の週私は自慢げにこの計算機を学校に持って行き皆に見せました。私のショックと驚きは忘れもしません。校長室に呼ばれ、それを取り上げて返してくれませんでした。校長は怒って、こんなものを学校に持ってきたら、誰も勉強しなくなるじゃないか、と。父はその日、乗り込んでいって計算機を取り戻してくれましたが、それを学校に持ってこないだけでなく、数学の宿題でそれを使ってはいけない、そうしたら罰として柱にくくりつけるぞ、校長からそう約束させられたのです。父は私を見て、人が将来を怖れるなんて、なんて悲しいことだ、そう言いました。
インターネットのブロードキャストでチャネリングを終えたとき、サーバーがダウンしました。何が起きたのか分かりませんでしたが、ブロードキャストのアーカイブを一つ残して失くし一つだけセグメントを保存することが出来ましたが、チャネリングのオーディオも失くしました。それでも、このメッセージで沢山の人からe-mailをもらいました。殆どは肯定的ですが、ザ・グループが言ったことに混乱している人も少なからずいました。その中の一つは、「どうしたのですか? アトランティスから学んだのではないですか?」と。ザ・グループはアトランティス時代に果たした私の役目について非常に沢山のことを教えてくれた、そう言っておかなければなりません。そしてその質問に対する私のただ一つの返答は、はい、学びました、です。でも、未来を怖れてはいません。父さんありがとう。
ハグ&そっと後押しを
Steve Rother
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