心配を蹴とばす by エンジェルズ

 

エンジェルズ

心配を蹴とばす

 

Ann Albers  2017-6-10

 

友人の皆さん、とても愛しています。

 

心配は不自然な感情です。失望や諦め、ない・足りないという思い、被害者意識、無力感などの感情から生まれます。それは、人間がどう感じるかを教え込まれ叩き込まれたものであり、どうしたらいいか分からない時の感情です。実際には、本当に気にしなくてはいけないものを隠して、心配だと見せるのです。それで、何かをする責任を引き受けるのではなく自分は無力であるという方に意識を向けることが出来ます。

でも、それは、しばしばごまかしの手段になりますが、世代から世代へと受け継がれ社会的に認められた、感情的な“病”なので、私たちはそれを良い悪いと評価するつもりはありません。本当に心配しているのなら、安心できるニュースや情報を見るでしょうし、健康で悩んでいたら、もっと予防することに時間を使うでしょうし、愛されることについて不安があれば、相手を探す時間を増やしてもっと美しくなり、素敵な服を着るでしょう。誰かの心配をしていたら、心配しなくていいように、相手が変わってくれればいいと思うでしょう。

今の例では愛がない、とは言いませんが、心配する思いをじっと見つめて、一体それがどういうものなのかを考えると役に立ちます。本当にあるものは、愛から来ています。根底には愛があります。でも、心配そのものは愛のある振る舞いではなく、目的にあまり役立ちません。心配の下で息づくものは素晴らしいものです。皆さんは思いやり、愛の気持ちがあります。自分にも、そばにいる大切な人にも最高でいて欲しいと思います。その愛は素晴らしいです。それが、本当のところです。しかし、心配は怖れを反映しており、怖れは、自分にも他の人も起きてほしくはない、何か悪いことが起こるという思いです。自分ではどうすることもできない怖さ、大事な人がどうなるか、辿り着く先が怖い、過去、繰り返したことがまた起こる。

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