過去であれ、現在であれ、ネガティブな経験が今も細胞記憶に息づいている時に、カルマ的な人間関係が始まります。このエネルギーは多くの人生で持ち越され、いわゆるカルマになります。カルマは、多くの人が信じるような罰ではありませんが、浄化と整合が必要な歪んだエネルギーです。他方が解決を拒むために平和的解決が不可能な場合、相手がいなくても解決できます。目覚めている人は、相手の許可を得なくても既存のカルマ的状況をクリアできます。その方法は、以下のとおりです。

頭で真実を知ろうとする人が多くいますが、知性で知ってそれ以上先に行かない人がほとんどです。しかし、真実は知性で捉えることは出来ません。どんなに数多くの授業に出ても、本を読んでも、頭で理解することは出来ません。真実を知的に理解するだけでは、いつまでたってもスピリチュアルな生徒のままに留まったままで、3次元世界のエネルギーを大きくするだけです。神聖なものは頭や頭脳で理解することは出来ません。真実・真理はそれほど深くて普遍的で神聖なのです。真実は、目覚めの準備のできた時に徐々に自分の内側から明らかになります。真実を知的に理解するのは始めの出だしのヨチヨチ歩きをするために過ぎません。

あなたのすることは、世の中を蹴飛ばしながら引きづり回して、気が付けと言わんばかりに叫ぶことではありません。あなたの役目は、ただ自分のことをするだけです。光溢れ、人知れず、静かに。すると、見る目を持ち、聞く耳を持つ人たちが、応えてくれます。共感的に理解して耳を傾けると、自分にできることが分かり、それでいながら本心を保ち光を灯していられます。