叡智の帰還 by ソフィア

ソフィア 

叡智の帰還

 

Judith Kusel 

 

私たちは全体として成熟の域に達しようとしています。人からこうしなさい、こう考えなさい、こう行動しなさい、こうあるべきだと言われてきましたが、履いていた子供のシューズを脱ぐまでになりました。

本質的にそれが意識の上昇ということです。子供や多感で動揺しやすい青少年の状態から真に成熟した大人になることです。それがアクエリアスの時代とともに今向かっている叡智のゴールデンエイジです。この全体の変化に光を注いでいるのは他でもない、アテナ AthenaとアルテミスArtemisと一体になった叡智の女神ソフィアSophiaです。この三者の女神が三位一体になって戻り、内なる知と叡智を表します。

「女神」と言うとき、この三者の女神は原型(アーキタイプ)であり、自分の進む道を示してれる内なる知という原型を表しているということです。女神が道案内をしてくれ高いあり方、叡智の道筋や重要なことを教えてくれ、様々なレベルやスケールでバランスがとれるように導いてくれるということです。一方でアルテミスは純粋な道を教えてくれます。

若い20代の頃には何事も試してみようとする傾向があります。まだ固まっていないわけです。まだ自分の限界を知らず、それでいて大方の意見に左右されます。「かっこよく」「流行」に合わせなければならないと思います。この「合わせる」ということがすべてです。でも心の底では、多くの人に認められたいので合わせよう、かっこ良くしていようとしています。

年齢を重ねる毎に、自分流の人生を創り上げようとします。突然、皆を喜ばせることはできないという一線があることに気づきます。私たちは自分でない人間にはなれません。一生懸命他の人の靴を履こうとしましたが、自分にはそれは合わなかったのです。靴が合わなければ不快です。足にマメができつま先が窮屈です。あるいは逆に余りに大き過ぎて合いません。

 

このニューエイジを先導したのは、ヒッピーであり、60代になったフラワーチルドレン(既存の文化を否定する世代)たちでした。ビートルズ、フラワー・パワーの世代です。彼らは革命、変革のモデルを創りあげましたが、今になってもその雰囲気は忘れずに感じることが出来ます。急に「かっこ良く」瞑想し始めグルを探し始めました。その当時彼らの顔は社会を向いていました。そして今、ヒッピーたちは「エルダー」になりました。

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